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足首を捻挫した時の対処法について

子どもの頃に経験することの多い足首の捻挫ですが、しっかり治療しておかないと運動をするときに機敏な動きができにくくなったり、高齢になって歩くのが大変になったりするなど、侮れないケガです。

将来に問題を残さないためにも今回は、足首を捻挫してしまった時の対処法についてご紹介いたします。

 

足首の捻挫はどのような状態?

捻挫とは、関節に大きな力が加わって靭帯(骨と骨をつなぐコラーゲンの線維)や関節包(関節をつつむ膜)が傷ついた状態です。

通常の生活や運動による関節の動きより逸脱して動くことによって、関節が外れそうになり、靭帯や膜が断裂します。

足首は、捻挫をもっとも起こしやすい部位となります。足首の関節は、下腿(すね)の内側の脛骨(けいこつ)の内果(内くるぶし)とその外側の腓骨(ひこつ)の外果(外くるぶし)がつながってつくる天蓋(傘状になった骨の上部)の中央に距骨(きょこつ)があり、それらの骨と骨との間にある軟骨(関節軟骨)、3つの骨をつなぐ靭帯や関節包などで構成されています。

さらに、その下に踵骨(しょうこつ)があって、距骨下関節を形成しています。このうち、足首にかかる衝撃を和らげる役割をする靭帯と軟骨が、足首をひねったりすることで過大な力が加わり、靭帯が伸びたり切れたり、軟骨がはがれたり亀裂が入ったりした状態のことを足首の捻挫といいます。

 

捻挫をしたときの応急措置

・安静(Rest)

・冷却(Icing)

・圧迫(Compression)

・挙上(Elevation)

の4つとなります。 まずは患者を横にするなどして安静にし、患部を氷やアイスパック、冷却スプレーなどで冷やし、包帯やテーピングなどで患部を圧迫・固定し、それから心臓より高い位置に上げます。

その後、病院に行くかどうかを考えますが、立ち上がるのにしばらくかかったり、触るとものすごく痛かったり、皮下出血(青あざ)が出てきた場合などは、病院(整形外科)を受診するようにしましょう。

 

応急措置後は「安静」にし、腫れがひいたら「リハビリ」を

軽い捻挫の場合は、通常は2~3日で強い痛みは取れ、1~2週間で日常生活に支障はなくなります。自宅での治療方法は、痛み具合等にもよりますが、数日~2週間くらいは足首の動きをおさえるように包帯やサポーターなどで固定し、安静にしながら日常生活を送ります。腫れがある程度引いてきたら、徐々に足を動かしていきましょう。腫れが引いても心配だからと動かさないでいると、靭帯がゆるんだ状態で癒着(ゆちゃく)して、痛みが残ってしまう可能性があるからです。

たかが捻挫、と思わず正しい対処法で早めに処置を行うようにしましょう。


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