交通事故後の整骨院での施術の流れ

整骨院での施術は急性期における施術と慢性期における施術で少し異なります。
そのあたりも踏まえて見ていきましょう。
 

１）急性期の場合

急性期とは簡単に言うと交通事故にあって間もない時期です。
この時期は打撲や骨折により患部の痛みは最大で歩くという行為だけでも容易ではありません。
患部が発赤して腫れたり、全身の打ち身によって熱が出たりもします。
整骨院でもこんな時期はあえて患部を刺激するような施術を控えることが多いです。
無理に刺激して痛みが増す場合もあるため、急激な動きを控えるように患者様に指示し、
整骨院側の施術は固定や保持を優先させて急性期を乗り切ろうとするところが多いと思います。
 

2）慢性期の場合

　
痛みも山場を超えて少しですが、落ち着いて時来ると、
整骨院側としても交通事故後の後遺症にはなってほしくないため、積極的に施術に介入してきます。
電気治療や関節保持・筋肉補助のためのテーピング、場合によっては関節の可動域の確認を行いながらのリハビリ提案など。
それぞれの整骨院で施術法・スタンスは結構違うため、通おうと思っている整骨院に問い合わせて聞いてみて下さい。
このような期間でも定期的に病院で医師の診察を受け、現状を報告しておきましょう。
保険会社側からの打ち切り要望なども医師の診断があれば、不当に切り上げられることはありません。
 

まとめ

交通事故で整骨院の施術を希望する場合でも、まずは病院で医師の診察を受け診断結果を聞いてから、整骨院で施術を受けましょう。
病院との併用であなたが損をすることはありません。
交通事故後に整骨院での施術を円滑に、そして最適に行ってもらうためにも併用は効果的です。
あなたが、一刻も早く交通事故のダメージより立ち直られること心より祈願しております。